![]() |
![]() |
![]() |
こんな膝サポーターが欲しかった!!!と多くの方に喜ばれ、
当社としても自信ある商品「マラソンズニーサポート21TT」のご紹介です。
ランニングなどの動作を繰り返して行うことにより、膝に痛みを生じる場合があります。
その理由として、下記が挙げられます。
適度な休憩や休養を取らないために膝の筋力が回復できていない
私自身が、30歳の記念に走ったホノルルマラソンで、過度な負荷を掛けてしまい
膝を痛めてしまいました。
一向に症状が治らないことで、気持ちが焦る一方でした。
当時も今と同じように、サポーターの制作に携わっていました。
自分のために、フルマラソンを走りきるための自分用のランニング膝サポーターを
作りたい!という想いが最初ではありましたが、考えてみると私のマラソン仲間にも
同じような悩みを持っている人がいることに気づきました。
自分だけではなく、多くの人の悩みを解消できるモノ創りをしたい!と思い
膝サポーターの開発に着手しました。
とにかく【ランニングしてもズレない】商品を目指しました!
ランニング中は出来る限り集中したいですが、ズレてしまうと、走るのを中断する
必要があり、「またズレてしまうのかな?」と気にかけながら走るのは避けたいですね。
試行錯誤の上、フルマラソンを走ってもズレないサポーターを完成させました!!
フィットするだけでなく、装着感の心地よさまで追究していき
なんと、裏地の起毛の方向までこだわりを見せた商品になりました。
フルマラソン経験者の私が、納得する商品が出来上がり、仲間にも喜んでもらっています。
もし「今までのサポーターでは物足りない」「もう走るのは諦めようかな…」という方は
ぜひ当社の渾身の商品をお手に取っていただきたいです。
こちらはランニング用に作りましたが、ご年配の方なども膝の痛みを軽減させる
サポーターとして、満足してお使いいただけます。
適切なフィット感が、膝のサポート力を強化しますのでサイズは3段階ご用意しています。
必ずメジャーなどで測っていただき、ご注文ください。
皆様の、安心快適なランニングや日常を願っております。
ランニング用サポーターのベテランランナー/開発者がランナーさんに役立つ知識を発信しています。
ヘルスポイントスタッフです。当社では「ランニング時のケガや痛みを少しでも解消したい想い」で、
商品開発を行っています。
今回のブログ記事では当社が自信を持ってお勧めしている主力製品、パワーアーチサポートの
紹介ページを大幅にアップデートしました!という話題です。
パワーアーチサポートは足のへたりで長年悩んでいたベテランランナーが開発した優れた商品。
“足裏を当ランニング用サポーターがシッカリと支えることで、足への負担を大幅軽減する”ため
多くのランナーの方から支持をされており。商品リリース後もベテランランナーさんからの
ご意見を基に改善し続けています。
ランナーがマラソンを走り切るためのサポーターで、どのような足の形も問わず
ピッタリとフィットをします。装着感の良い優れた立体行動で、日常生活でも使用いただけます。
ランナー歴35年以上のベテランランナーが15年試行錯誤した上で開発しており、
これまでの累計で何と1万人以上に選ばれています。
本気でランニング時の負担を解消されたい方向けのサポーターです。
足の3本アーチを適切に支えることで、動作時の負担が大きく軽減されます。
整骨院・鍼灸院・整体院の院長先生がランニング時にこちらのサポーターをお勧めしています。
「筋力を正しく保てることで、痛みの予防に効果的です」といった感想を頂戴。
足の筋肉の疲労軽減や足の変形性関節症である外反母趾、中足骨頭痛、足裏のつりにも
良いとのお墨付きをいただいております。
身体のプロフェッショナルによる意見は、当社商品開発にも活かされています。
筋肉や関節等の動きを徹底的に長年分析・研究の上、開発作成。
装着時のフィット感が抜群のサポーターで、数多くのランナーさんから絶大なる
支持を得ているため、「これまでに様々なサポーターを試してきたけれど…」といった方や
「はじめてランニングサポーターを模索するけれど、どれが良いのか…」という方にも
自信を持ってお勧めします。
パワーアーチサポートは1枚1枚を専門のプロのサポーター職人が手作りしています。
熟練の職人だからこそ可能な高品質なサポーター作りを実現。
手に取っていただければ、その質感にもご満足いただけます。
ランニング時は勿論、ウォーキング時、登山の際、そして日常生活でも
効果的に足の負担を減らせる製品です。
また、当ヘルスポイントホームページ限定でサポーターに関する効果的な選び方や
使用方法などを無料でアドバイスしています。長年ランニングをしてきたベテランランナーが
お客様のランニング時のお悩みを丁寧にヒアリングの上、適切なアドバイスをいたします!
当ホームページより、是非ご相談下さい。
当社では、サポーター製品だけではなく
ウェットスーツ素材を使った防寒防風の製品も数多くございます。
本日は冬に突入する今だからこそ、皆様に知っていただきたい
「おなかウォーマー」についてご紹介いたします。
その前に、なぜお腹を温めたほうがいいのか?
冷やすのは良くないことは分かっていてもなぜなのか?までは
ご存知ない方はいらっしゃるのではないでしょうか?
まずは、お腹を温めることのメリットからお話いたします。
お腹は体の中心にあり、複数の重要な臓器があります。
そのためお腹が冷えると臓器の働きが弱くなってしまいます。
同時に体温も下がることから、太りやすく痩せにくい体質に変わってしまうのです。
では、なぜお腹が冷えているのか?その原因は1つだけ…とは限らず、
あらゆる原因が影響し合っていることが多いです。
代表的なお腹の冷えの原因とは…
と言われています。
また、お腹の冷えには一時的なものと慢性的なものが存在し、
常にお腹が冷えている状態を「内臓型冷え性」と呼びます。
内臓型冷え性のままだと、
上記のような症状も起こりやすくなってきます。
お腹を積極的に温めることで、上記の症状が緩和されるだけでなく
精神の安定にも繋がります。
体が温まると、自律神経の中でも心と体をリラックスさせる働きがある副交感神経を
活性化でき、血管の緊張がほぐれるからです。
よってお腹を温めるということは体にも心にとっても大切なことなのです!
以上、お腹を温める重要性をご理解いただけたでしょうか?
当社には、極上の暖かさを味わっていただける「おなかウォーマー」という商品がございます。
冬でも普段より薄着で過ごせるくらい保温性があり、
寒さからも汗冷えからもしっかりと守る極上の暖かさを、一日中感じられる自信作です!
その理由は主素材に、ウエットスーツに使われているクロロプレンスポンジラバーを
使用していること。
この素材を伸縮繊維生地で、サンドイッチに挟み込む3層の作りとなっております。
軽くて付けているのが全く気にならないほどの装着感。
また防風素材ですので、完全に冷気を遮断してお腹や腰を守ります。
運動して汗がにじんでも装着部位は汗冷えをせず、いつでもお腹周辺を
ポカポカに保ってくれます。
熟練の職人による国産ハンドメイドです。
耐久性にも優れ、長い間品質を落とすことなくご使用できる腹巻きです。
日常生活から、スポーツ、アウトドア全般でご使用いただけます。
これから寒い時期に突入しますね。
心強い味方として「おなかウォーマー」を、ぜひお試しください!
東京都台東区に店舗を構える「ヘルスポイント」は、ランニングやウォーキング、
そして日常生活をサポートする高品質な手作りサポーターを提供しています。
その中でも特に注目を集めているのが「CR製CM関節症サポーター」です。
関節の保護と快適さを兼ね備えたこの製品は、多くのユーザーから支持されています。
CR製CM関節症サポーターの最大の魅力は、その優れた保護力と快適な装着感です。
使用されている日本製の高品質なCR(クロロプレンスポンジラバー)は、適度な圧力と保温性を持ち、CM関節をしっかりと保護します。
この素材は柔軟性があり、手の動きに追従しながらも関節をしっかりとサポートします。
さらにこの素材は水に強く、濡れても冷えにくいため、汗をかいても快適に使用できます。
また耐久性にも優れており、長期間にわたって使用できる点も大きな魅力です。
このサポーターは東京医科歯科大学のライセンスを受け、同大学の整形外科と共同で開発された製品です。
医療現場での実績と専門知識を活かして設計されており、関節のサポート力を最大限に引き出すための工夫が凝らされています。
熟練の職人が一つ一つ丁寧に手作りしておりその品質には確固たる自信があります。
また特許庁にて特許を取得しており(特許第5883979号)、その独自性と効果が公的にも認められています。
サイズはSサイズとMサイズの2種類を用意しており、親指出口部周囲と他の4本指出口部周囲に応じて選べます。
このサイズ展開により、多くのユーザーが自分に最適なフィット感を得ることができます。
さらに素材の伸縮性と弾力性により、実寸よりも約2割大きい方でも十分装着可能です。
また面ファスナーで圧力を調整できるため、実寸より小さい方でも快適にご利用いただけます。
これにより個々のユーザーのニーズに応じたカスタマイズが可能となり、さらに高い満足度を提供します。
CR製CM関節症サポーターは、関節の不調に悩む方々に最適な製品です。
その高い保護力と快適な装着感は、あなたの日常生活をより安心で快適なものにしてくれます。
例えば家事や仕事・趣味の活動など、日常の様々なシーンで手を酷使する場面でも、
このサポーターがあれば関節をしっかりとサポートし、負担を軽減します。
関節の痛みや不快感を軽減することでより自由に、そしてアクティブに生活を楽しむことができるでしょう。
是非一度、お試しください。
当社ヘルスポイントでは、主にランニング用サポーター・ウォーキング用サポーターの他
登山用のサポーターなどを専門に販売しております。
今回の記事ではこういった“各種サポーターの必要性”に関してを詳しく解説します。
健康のためにランニングやウォーキングを始めてみたという方が多いと思います。
初めはダイエット目的や健康のためだったが、だんだんと距離を延ばしたりなど
走ることが楽しみになってきたという方も少なくないのではないでしょうか。
歩きや走りに慣れてくる頃に気をつけなければならないのが、「ケガ」などのリスクです。
膝関節は歩行するだけで体重の5倍以上の負荷がかかると言われています。
ランニングやウォーキングをする際はより一層配慮をし、普段から膝サポーターで負荷を軽減しておくことが大切です。
サポーターには、以下のような効果があります。
■保温の効果
サポーターは、保温の効果があります。筋肉の温度を保ちながら運動をすることでよりパフォーマンスの向上にも繋がります。
また、血行が良くなると筋肉が温まり、痛みを軽減する効果もあります。
■ケガの予防
サポーターを装着すると適度な圧力で筋出力を上げて関節を守り、ランニング・ウォーキング中の膝関節などの負担を軽減させケガの予防にも繋がります。
膝などに違和感が無くても、サポーターを装着していることで負担も少なく快適にランニングなど楽しむことが出来ます。
■痛みを軽減
ランニング中は膝の屈伸運動により、痛みを感じる事があります。
人によっては、ランニングだけではなくウォーキング中にもひどい痛みを感じる方が少なくありません。
ランニング用サポーターを着用することで、適度な圧力で筋出力を上げて関節を守ることができるので痛みも軽減できます。
当社は、ランニング用サポーター・ウォーキング用サポーターをメインに
一枚一枚丁寧に熟練した職人が作っております。
「ヘルスポイントのサポーターを購入して良かった」「とても軽いのにランニング中でもズレないから安心」
「膝の痛みも和らぎ、気持ちよく走れた」など、これまで多くのお客様より喜びのお声をいただいております。
膝に違和感がある・長時間走るとサポーターがズレてきて困る・軽いのにしっかり伸縮性があるサポーターを探しているなどの
お悩みがございましたら、是非一度当社のサポーターをお試しください。当社が自信を持ってお客様のお悩みを解決いたします。
ランニング用サポーターやマラソン用サポーターを販売しております、東京都台東区のヘルスポイントです。
今回は、ヘルスポイントがサポーターを製作する上で大切にしている事についてのご紹介です。
ランニング用サポーターやマラソン用サポーターの購入をご検討されているお客様は、当記事をご覧いただいた上でお決めいただければと思います。
職人が製品一つひとつに対してこだわりを持って丁寧に製作しております。
一人ひとりの体に合ったサポーターを作ることを目的とし、体にフィットするよう丹精込めてお作りします。
また、ヘルスポイントのサポーターは国産の厳選された素材を使用し、裁断から検品まで国内で行うことで、一切妥協することない高品質な仕上がりを実現しております。
ランニングやウォーキングといった運動時の筋肉や関節の動作を想定して開発されています。
お客様が実際に装着した際に「心地良い装着感かどうか」「運動時の妨げにならないか」を大切にしているからです。
また、実際に製作する現場の声を最優先にし、運動力学の知識と現場での実地テストを何度も繰り返し、商品を開発しております。
ヘルスポイントのサポーターは、部活動に励む学生からご高齢の方まで、幅広い年代の方にお使いいただいております。
特にご高齢の方から「運動時に安心して使える」とご好評をいただいている信頼性の高い製品です。
「体にピッタリとフィットするジョギング用サポーターを探している」
「メイドインジャパンの高品質な腰サポーターが欲しい」
このようにお考えのお客様は東京都台東区のヘルスポイントへお気軽にご相談ください。
はじめまして、東京都台東区にてランニング・ウォーキング・登山等の膝・腰サポーターを取り扱っております、ヘルスポイントです。
今回は、ヘルスポイントの強みについてご紹介したいと思います。ヘルスポイントは台東区浅草にて、創業以来多くのサポーターを開発・販売してきた実績から多くの強みがあります。当記事をご覧いただき、当社の開発するサポーターにご興味をもっていただけますと幸いです。
通常、100枚 ~から対応している会社が多いかと思います。 ですが、当社では、一人でも多くのお客様に当社の開発したサポーターにふれていただき、その良さを実感いただければという想いから小ロットにも対応しております。
当社は生地や素材にもこだわりを持って製作をしています。 機能面はもちろん、肌とのフィット感にもこだわっているため多くのお客様から、ご好評の声をいただいております。
サポーターは一人ひとりの体に合った物を選ぶことが大切です。 当社では、オーダーメイドでサポーターの製作を承っておりますので、お客様の体に合ったサポーターをお作りすることが可能です。
サポーターは体に身につけるものですので、高い耐久性を持った製品を選ぶことが大切です。 当社では、お客様がサポーターに愛着を持ち、気兼ねなくスポーツをお楽しみいただけるよう3 ~5年は使用可能な高い品質のサポーターを開発しております。
高品質のサポーターならヘルスポイントにお任せ下さい
当社では、お客様にご満足いただけるよう、品質管理にこだわり、熟練の職人が一枚一枚、丁寧にお作りいたします。
手作業・オーダーメイドでお作りする理由、それはお客様にスポーツや登山を心ゆくまでお楽しみいただきたいという想いからです。
「市販のサポーターより高品質なサポーターが欲しい…」「耐久性の高いサポーターを探している」
というお客様はぜひ、ヘルスポイントへお気軽にご連絡下さい。
42.195kmズレないでフィットするマラソン用膝サポーター(ランニング用サポーター)完成までの道程
浅草生まれ浅草育ち、ヘルスポイント代表の作田です。父親が靴職人でしたので、現在サポーターを作っているのはその影響が大きいのかもしれません。 子供の頃から運動が大好きで、小学校4年生から高校までは野球に夢中でした。野球の練習や自主練で嫌というほど走りました。 当時本当に苦痛でしかなかった走ること、ランニングを続けていることは不思議ですね。
ランニングを始めてからはもう30年以上になります。始めるきっかけは体力アップとダイエットでした。 部活に明け暮れていた高校までと違い、大学に入って自堕落な日々を過ごしていた代償で、体力は落ち体重は増え続けました。 そんな目的で走り始めた毎晩4キロ程度のランニング。 当初の目的であった体力アップとダイエットは数か月で達成しましたが、ランニングを止めたら体力が落ちてしまうことが嫌で続けていたら、走ることが日課となっていきました。 30歳を目前にしたある日、仲間たちとお酒を飲んだ勢いで、30歳の記念にホノルルマラソンを走ろうという話が出ました。 大会出場などには全く興味なかったのですが、ホノルルマラソンというブランドとお酒の力で決めてしまったのです。 当時フルマラソンを走ることがどんなに大変なことかも分からず、なんと3時間30分という途方もない目標を立てました(苦笑)。 怖いもの知らずとはこのことですね。大会に向けたマラソン練習もせずにそれまで通り4キロや、長くて7キロくらいを走るだけでした。 まったく走り込みが足りてないですから、案の定メチャクチャ苦しい初マラソンでした。 ペース配分も分からずただやみくもに走った結果、20キロ過ぎに膝を痛め35キロからは走ることさえ出来ず、足を引きづり歩いてゴールしました。
初マラソンのタイムは4時間32分。
帰国後も膝の痛みはおさまらず、スポーツ整形外科に行くとランナーズニー(腸脛靭帯炎)と診断されました。 ランナーズニーは、走り過ぎが主な原因ですが、O脚(内反膝)や、走行フォームが足の外側で体重を受けるクセのある人に起こりやすく、 多くのランナーが悩まされている疾病です。私の場合もO脚ぎみですし、ホノルルの3週間前にハーフマラソンを走ったのも良くなかったようです。 マラソンに向けたトレーニングをしっかり積んでないのに、無謀にも21.0975kmと42.195kmを続けて走ったのですから当然の結果です。
ホノルルでの初マラソンのタイムが目標にほど遠いのは当然ですが、それよりも最後まで走りきれなかったことが本当に悔しく、 いつかフルマラソンを走り切りたいと強く思いました。 しかしその時痛めた膝が治るまでにそれから約10年かかりました。 普段の4キロ程度のランニングも痛くて走れない日が続きました。
その当時の仕事がクロロプレンラバー製サポーターの企画開発営業でしたので、自然の流れで自分用のランニング膝サポーターを作ることを考えました。(これが現在につながっているので、ケガしたことに感謝です!) 仕事が仕事でしたし簡単だろうと高をくくっていたのですが、いざ始めてみるとこれが難しい。その会社ではアスリート向けのスポーツサポーターを販売していて、特に強かった種目が、バレーボールやバスケットボールでした。
当時のサポーターです。左のサポーターは、サイドにワイヤーが入っているタイプで安定感はありますが、ランニング時の膝関節の動きを妨げ、走りづらいです。 真ん中のものは、ワイヤーの入っているものよりはいいのですが、やはり長距離走には向いてません。 ズレやたるみが出ますし、覆っている部分が大きすぎて違和感があります。一番右が現在の商品です。どれもMサイズですが、これだけ大きさが違います。 走りずらいわけですね。
まずは、当時のサポーターを部分修正して試してみました。安定して痛みは出ないのですが、ランニングには不向きでした。
シンプルでなるべく違和感の少ないものをと作り直しても、ズレやたるみがあって効果が続かない。結局、他種目のサポーターをベースに作っても合わないということに気づきました。 他社さんのサポーターもいろいろ試しましたが、フィットするものがまったくありませんでした。 この時に気づいたのですが、ズレないサポーターって無いんですね。
開発初期のランニング向けサポーターです。久しぶりに着けて走りました。靴を履いたままで着脱が出来る、圧力調整が可能、 などの利点はありましたが、フィット性に少し難があります。
7キロ走った直後の写真。走り出す前に赤マジックで印をつけましたが、これだけズレました。ちなみにキロ5分30秒ほどのスピードです。 開発当時は、キロ4分から4分30秒ほどで走っていたので、もっとズレたりヨレたりしました。
ランニングは特に長時間着けっぱなしですから、走れば走るほどズレて、気になってしかたないんです。ホノルルマラソン出場の後は、年に一度ハーフマラソンの大会に出場するようになりましたが、レース中必ず膝が痛み出すため、常にサポーターを携帯し、痛みが出てから着けていました。途中で何度もサポーターのズレを直しながら走りました(苦笑)。それでもクロロプレンラバー製サポーターは、装着すると痛みは引くという最大の利点がありますから、手放せないんです。
このクロロプレンラバー製のサポーターというのは、1960年代にアメリカで誕生したサポーターなのですが、素材内に無数の独立発泡があり、 ラバーと独立発泡が作り出す弾力性の圧力によって、独特のすばらしいサポート力が得られるんです。中でも日本産の素材の性能はダントツです。 弾力も伸びも耐久性も全然違いますよ。ウエットスーツを着たことがある方は分かると思いますが、海外製は一度着ると伸びちゃうものが多いです。 2度目に着ると水がガンガン入ってきて冷たいんですよ。その辺日本製のウエットスーツは価格こそ高いですが、着心地や保温力がすばらしいです! もちろん弊社はすべて日本産素材、しかも特に高品質の素材を使って日本で製造していますよ!
痛みには強いサポーターなので、あとはズレないフィット力だけ。でもそこが一番難しいのですが・・。 それを作り出すために何度も何度も作り直しました。素材から研究し、伸縮性や弾力性、厚みの違うものをいくつか試しましたが、ダメでした。 硬めのものはズレにくくはなるのですが、動きづらいし、結局は時間の問題でズレてきます。
次に研究したのが形です。様々な膝の角度をつけたものや長さに変化を付けたりと試しました。やはりズレにくくはなるところまではいくのですが、 ズレないというところまではいかなかったです。何年か試行錯誤しましたが、ほどほどのところで諦めてしまいました。
こちらがほどほどのもの(苦笑)それに今見ると相当ダサイですね(笑) フィット性は向上し、立体的に角度も付けました。でも長く走ると肌にあたる縫製部分が擦れて違和感が出るのが欠点です。 右写真は7キロラン後ですが、ズレますね。
その後、留学や税務・経理の勉強を経て独立しました。健康関係の仕事でスタートしたのですが、以前勤めていた会社の倒産や、 サポーター工場の社長との再会などの巡り合わせがあり、サポーター企画開発販売をすることになりました。 そうなると中途半端になっていたランニング膝サポーター作りも再スタートです! 様々な異なる伸縮性・弾力性を持つ素材の組み合わせ、それを生かす形、裏地の起毛の方向まで気を遣い、何度も何度も試作品を作ることを繰り返しました。 妥協せずに自分自身が納得したものを作るため、ランナーへのモニタリングでさらに意見を拾いながら丁寧に作り上げていきました。 右の写真のサポーター試作品は失敗作のほんの一部です。 それこそ毎週作り直して試す、の繰り返しです。 しかし苦労の末、ようやく完成したサポーターが「マラソンズニーサポート」です!
ランニング動作で膝を守る大切な筋肉は大腿四頭筋です。その中で内側広筋は特に重要なのですが、衰えやすく鍛え続けないといけない筋肉です。 太ももに力を入れると膝蓋骨の上、内側に力こぶのように筋肉が盛り上がりますよね。それが内側広筋です。 若い時と比べてどうですか?膝を痛めている方はまずこの筋肉が衰えてると思います。力こぶが前よりも小さくなっていませんか。 ある研究で発表されたのですが、若い時は、歩行着地時に内側広筋が主導なのに、年を取ると大腿直筋(太ももの真ん中の筋肉)主導になるそうです。 これは内側広筋が衰え、大腿直筋を使わざるを得ないことを表しています。 ですから内側広筋を鍛えていると膝を痛めにくくなりますよ。
「マラソンズニーサポート」はその内側広筋も補助します。このサポーターのサイドの支柱になっている部分は、真横ではないんです。それこそ何年もかけて見つけたのですが、この位置がミソなんです。この位置に支柱があるからズレないし、支柱部分が内側広筋を加圧し、筋出力をアップさせ、またランナーズニーから守るように腸脛靭帯の擦れを防ぐんです。支柱の位置が少し変わるだけで全然違うんです。それだけじゃなくフィット性を高めるために裏地の起毛の方向までも考慮してズレをなくすことに役立ってるんです。細部のひとつひとつにこだわっているので作る時にすごく手間がかかります。ですから職人さんにはホント頭が上がりません(笑)。 そして何と言っても装着感の良さが一番の特徴です!走る膝の動作の邪魔をしないフィット性を持ち、42.195kmを走ってもズレない!ランニング用膝サポーターの誕生です。もうホント愛情を注いだ製品です。
そしてその2年後には、上記の「マラソンズニーサポート」が進化した、「マラソンズニーサポート10」の完成! これは前面部を立体的にして、膝蓋骨部分には最大級の柔軟性を持つ素材を使用、膝蓋骨のストレスをなくして、さらに装着性を向上させました。 (写真は、通気性を持つ「マラソンズニーサポート10ホール付」) 初マラソンのホノルルマラソンの時に立てた3時間30分という目標は、15年経って東京マラソンで達成しました。 記録は3時間16分47秒でした。もちろん「マラソンズニーサポート」を着けて走りました! レースの時は今でも必需品です。レース以外でも疲労がある時や、長い距離練習の際は予防として装着しています。お蔭でランナーズニーも再発してません。そして、マラソンズニーサポート10を着けて3時間9分38秒まで記録を伸ばすことができました。 現在もさらなる自己記録更新、夢のサブスリーに向けて走り続けてます。
「マラソンズニーサポート10」は、私がランナーズニーを患い、サポーターを作り始めてから16年を経てようやく完成した自信作です! ランナー向けに開発したこの商品は、今ではそのフィット性からランナー以外の一般の方々にも喜ばれる商品に成長しました。
マラソンズニーサポート10を装着して7キロ走った直後の写真です。ズレたりヨレたりしません!(この時はキロ5分10秒で走りました。) レース中の写真でも使用してます。上写真が33km周辺、下の手を挙げている写真は36kmあたりの写真です。しっかりとフィットしてます!!
自身が膝の故障があったことで、膝サポーターを中心に作ってきましたが、ようやく膝サポーター以外の大自信作が出来ました! それは2013年に完成した「足裏アーチサポートパッド」です。これは、長い距離を走ると足裏が疲れバネがなくなり、 フォームもバラバラになってしまうので、何かサポートする製品をと考えて作ったサポーターです。レースの後半にしっかり走れるようにと開発したものです。 嬉しいことにいざ販売してみるとランナーはもちろんですが、一般の足裏の疲れやすい人や偏平足の人に喜ばれています。 この商品は、靴の中で履くものなので、保温性の高いクロロプレンラバーではなく、通気性のあるウレタンフォームを使ってます。 お祭りのシーズンになると担ぎ手からも人気が高い商品です。 アーチがない足袋を長い時間履いていると、足裏の疲れが顕著に出ますので、効果がより一層分かりやすいからでしょう。
「足裏アーチサポートパッド」は、ランナーやウォーカー、登山愛好家をはじめ、偏平足や足裏の疲れやすい方に自信を持ってお勧めします!
現在は、この製品の科学的なエビデンスを取り、さらに良い製品にするために、平成26年9月より、芝浦工業大学、お茶の水女子大学と研究契約を交わしました。
これからも、喜ばれる商品作りを続けていきますので、みなさんよろしくお願い致します!